アメリカJ1ビザの給与額で生活できるか?、毎月の生活費事情(2023年度版)
・2023年2月時点・J1ビザインターン生の概算生活コスト
・J1ビザの給与で、アメリカでの毎月の生活費をまかなえるのか?
J1ビザインターンシップを検討される際に、J1ビザでの給与以外に気になる点の一つとして、アメリカでの生活費のことがあげられます。
アメリカでの生活費はいくらぐらいかかるのか?、毎月のお給料で生活費をまかなうことができるのか?というアメリカでの生活コストの心配や不安は、みなさん、お持ちだと思います。
このアメリカでの生活コストに関するご質問は、とても多くいただきますし、みなさんが事前に知っておきたいことの1つだと思います。
実際にアメリカ生活をしたことがないと、現地でかかる家賃や生活費、その他どのような費用がかかるのか?、全く想像もつかないですし、わからないですよね。
ということで、このブログでは、J1ビザで渡航した場合のアメリカでの平均的な生活コスト事情・2023年度版をお伝えしていきます。
現地での生活費は、アメリカのインフレの影響などもあり、年々変動しますので、2023年度2月時点での状況ということで、お話ししたいと思います。
J1ビザでの渡航を検討するにあたって、現地アメリカでの生活費を理解しておくことで、事前に資金計画や準備もできると思います。
ちなみに!、、、
J1ビザインターンシップで、お給料はいくらぐらいもらえるのか?というJ1ビザの給与事情に関しては、前回のブログで解説していますので、↓こちらからどうぞ。
2023年度版:ニューヨーク、ロサンゼルス、ハワイ地区 月々の概算生活コスト表
今回の生活コストは、J1ビザでの渡航者が多いニューヨーク、ロサンゼルス、ハワイ地区の生活コストをわかりやすいように表にしてみました。ニューヨーク | ロサンゼルス | ハワイ | |
---|---|---|---|
シェアハウス家賃(光熱費込み) | $1,000 | $900 | $1,000 |
食費(基本、自炊でランチ持参)、日用品費用 | $600 | $400 | $500 |
車のガソリン代、バス・電車の定期券など交通費 | $127 | $100 | $80 |
中古車リース代 (LA地区でリースした場合) | - | $400 | - |
携帯電話代金 | $40 | $40 | $40 |
概算生活コスト合計 | $1,767 | $1,840 | $1,620 |
J1ビザでの最低給与月額 (週40時間勤務の場合) | $2,600 | $2,687 | $2,100 |
給与からの税金控除(約10%) | -$260 | -$269 | -$210 |
J1ビザでの最低給与手取り額 | $2,340 | $2,418 | $1,890 |
給与の残額(概算生活コスト合計 - 最低給与月額) | $573 | $578 | $270 |
表を見ていただくとお分かりになると思いますが、J1ビザでの最低給与手取り額から合計の概算生活コストを差し引いた残額をみると、毎月の給与額内で生活費はまかなえることになります。
ただ、ハワイは、最低賃金がニューヨークやカリフォルニア州と比較すると低いため、
最終的な給与残額も少なくなるので、ハワイが一番、J1ビザの給与で生活するのは厳しいエリアになってきます。
ハワイ地区へ渡航を検討されている方は、少し多めに貯金しておくことをお勧めします。
カリフォルニア地区では、車が必要になりますので、中古車リースを手配された場合には、毎月のリース代金がかかってきます。
現在、アメリカは、車の流通が滞っているため、中古車を含めて、車の価格がかなり高くなってしまっているため、J1ビザ渡航者が中古車を購入するには、かなりの予算オーバーになってしまいます。
そのような背景もあり、中古車リースを手配される方が多いのですが、リース以外にも、長期レンタカーというオプションもあります。
長期レンタカーの場合には、最初にレンタル期間分のレンタカー代金を支払うため、初期費用がかかりますので、渡航前にその資金を準備していただく必要があります。
もちろん、家賃や食費をもっと節約することで、より毎月の生活資金に余裕が出てきますので、その方の生活レベルやお金の使い方によって変動してきますが、平均的には、表のような概算生活コストを参考にしていただくとよいと思います。
ということで、J1ビザの給与額で毎月、生活ができるのか?、J1ビザ渡航者のアメリカでの生活コスト事情・2023年度版について、解説させていただきました。