- Post published:February 17, 2021
- Post category:アメリカ就労ビザ取得情報 / アメリカ移民法関連
先日もこのブログでお話ししましたが、今後のバイデン政権下では、移民政策も緩和されてくるだろうと言われていますが、それに付随してJ1ビザを含め、アメリカの就労ビザも申請しやすくなってくるだろうという期待があります。
では、日本に住んでる方やアメリカに住んでる方でも、アメリカの就労ビザを申請するには、どうすればいいのか?、というのは知らない方も多いと思います。
例えば、留学のための学生ビザは、留学エージェントさんがいて、その方々に手続きを依頼したり、自分で申請をされる方も最近は多くなってきますが、就労ビザはどのように申請すればいいのか?、情報収集の段階ではわからなかったりするので、就労ビザの申請の仕方についてお話していきます。
まず、最初にお伝えしておくと、アメリカ就労ビザを申請する際には、
98%の方は、アメリカの移民弁護士の方を雇って就労ビザ申請を行います。
ということで、このブログでは、アメリカの移民弁護士さんを選ぶ5つのポイントについても、個人的な意見ではありますがお伝えしたいと思います。
ブログ読むのが面倒という方は、Podcastでもお話ししていますので、音声で聴いてみてください!
アメリカの就労ビザは、その種類により申請方法が異なりますが、主に以下の2つの方法があります。
①アメリカの移民局(イミグレーション)に申請し、移民局から許可をもらった後で、アメリカ国外のアメリカ大使館・領事館でビザ申請面接を受けて、ビザを発給していただく(例えば、H-1b、L -1A /Bビザ、Oビザ)
②移民局への申請許可をもらわず、直接アメリカ大使館・領事館でビザ申請面接を受けて、ビザを発給していただく(例えば、E -1/E-2ビザ)
重要ポイント:
アメリカのビザは、アメリカ国内の移民局などアメリカ国内では発給をしてもらえません。
アメリカ国外にあるアメリカ大使館、領事館のみがビザを発給できますので、必ず、アメリカ大使館・領事館でのビザ申請面接を受けて、ビザを発給していただく必要があります。
そして、アメリカ大使館・領事館というのは、アメリカ国内にはなく、必ずアメリカ国外に所在しています。
アメリカの就労ビザは、移民弁護士さんを雇って、申請手続きを行っていただきますが、その移民弁護士さんをどうやって選べばいいのか、なかなか難しいと思います。
インターネットでアメリカの移民弁護士を検索したり、アメリカ各都市の日本語情報サイトにも移民弁護士さんの情報が掲載されていますが、どの弁護士さんが良いのかサイトを見ても、わからないと思います。
そのビザ申請結果というのも移民弁護士によって変わってきたりするので、結構、移民弁護士さん選びは重要だったりします。
私は、仕事柄、一緒にお仕事したり、移民弁護士さんはJ1ビザを扱ってない場合も多いので、J1ビザのご相談や案件の場合には、クライアントさんをご紹介していただいたりすることもあるので、繋がっていることが多かったりします。
また、J1ビザ終了後に就労ビザに切り替える方もいらっしゃるので、そのご相談や移民弁護士さんのご紹介などでやりとりをすることもあります。
ということで、個人的な視点ではありますが、
“アメリカの移民弁護士を選ぶ際の5つのポイント”
をピックアップしてみましたので、各ポイントをお伝えしていきます。
移民弁護士さんがどういう案件を扱っていることが多いのか、得意分野や特化している案件をチェックしていただいたほうがいいと思います。
移民弁護士によっては、大手企業の就労ビザがメインだったりすると、中小企業の案件やスタートアップ企業の案件は、実績や経験がなく、サポートしにくい弁護士もいらっしゃるので、どういう案件をメインに扱っていらっしゃるかは確認をしていただいたほうがいいと思います
その弁護士さんが、どれぐらい案件に対してイケイケでやるのか?それともコンサバティブなのか?と言うのは、わかる範囲で調べてみてもいいと思います。
ビザ申請は、申請者の経歴や企業の事業や実績に対して、見栄え良くストーリー立てて、就労ビザが必要なんだっていうことをアピールしていかないといけないわけですね。
そのためには、どれぐらい盛れるのか?、もちろん嘘をついちゃいけないです、絶対に虚偽の申請はしてはいけないですが、上手くストーリー立てて、書類を作り上げられるかというのは重要ポイントではあるので、その方針やビザ申請の戦略は、移民弁護士さんによって異なりますので、できるだけチェックしていただいたほうがいいと思います。
日系の移民弁護士もしくは日本語が通じる事務所やパラリーガルの方がいらっしゃる事務所というのは、比較的、料金が高めには設定されています。
英語オンリーでも良いって言うことであれば、アメリカ人の移民弁護士さんを利用した方が安いかもしれません。
ただきちんと説明を理解したいとかコミニケーションがしやすいということで、日本語ができる事務所の方がやりやすいという日本人の方もいらっしゃいますので、使用言語、サービス内容や特徴、費用を考慮して、弁護士を選んでいただくことが良いでしょう。
弁護士さんや事務所を利用された方の感想や評価だったり、外部からの評価というのはチェックしていただいたほうがいいと思います。
自分が申請したときにトラブルになってしまうということもありますので、アメリカですとYelpという評価サイトが主流ですので、外部の評価や利用したときの印象なども、参考にしていただいた方が良いでしょう。
もう一つ重要なポイントとして移民弁護士や事務所からのレスポンスが、きちんとタイムリーに来るかという言うことです。
自分が案件を依頼したときにレスポンスがすごく遅くて、ストレスに感じたりすることもあるかもしれないので、弁護士さんや事務所の方はお忙しかったりするので、レスポンスが遅くなる場合もありますが、できるだけ早めにレスポンスしてくださる弁護士さんや事務所を選んでいただいたほうが、ストレスなくやりとりができるかなと思います。
このブログでは、アメリカ就労ビザの申請の仕方と移民弁護士を選ぶ5つのポイントについてお話をいたしました。
個人的な意見で独断ではありますが、今後、就労ビザ申請や永住権申請などでアメリカの移民弁護士さんを雇う際に参考していただけるポイントになると思います。
ですが、いきなりアメリカの就労ビザや永住権を取得することは、なかなか至難のわざです。
いきなり高いハードルをジャンプするようなものなのです。
なんでもそうですが、まずは低いハードルからチャレンジするほうが、チャレンジしやすいし、成功しやすいものですよね。
アメリカJ1ビザは、アメリカ就労ビザ取得・永住にもつながる最初のステップ、近道でもあります。
まずは、J1ビザを利用してアメリカにきてみることで、その先の道がひらけていきますので、J1ビザのことはお気軽にご相談くださいね。