・いくら貯金を準備したら良いか?
・ビザ申請手続きの際に提出する残高証明書は、いくら必要か?
いくら貯金を準備するのが良いか?
このご質問は、お問い合わせをいただくお客様のほぼ全員の方から聞かれるご質問ですが、どのぐらい貯金が
必要か?、とても気になりますよね。
ビザ手続きをする際にかかる費用もそうですが、それ以外にもアメリカへ渡航するにあたっての準備費用は、
かかってきますので、その準備費用も含めた資金を準備しておいていただくことを、オススメいたします。
J1ビザで渡航する際に、必要となるコスト
では、J1ビザで渡航するにあたって、必要な費用はなにがあるでしょうか?
・アメリカへのフライト代金
・アメリカ渡航後、1ヶ月分の滞在費用や前家賃
・滞在先のセキュリティデポジット(退去時に返金されます)
・車が必要なエリアの場合、車の手配費用(リース、レンタカー、購入など)
・日本の海外旅行保険代金(任意)
以上が、最低限、必要になってくる費用です。
オススメの目安となる貯金額
私がお客様にアドバイスする際には、J1ビザで渡航するにあたり、上記の最低限必要な費用を含めて、
最低150万円以上の貯金を準備していただくようにお伝えしています。
そのうち、約半分の80万円は、ビザ申請に必要な費用としてお支払いしますので、残りの70万円ぐらいを
現地での生活セットアップ費用として必要になってきます。
もちろん、150万円以上の貯金が多ければ、多いに越したことはありませんので、心配な方は、できるだけ
多めに貯金を準備していただくと良いと思います。
とは言っても、過去には必要最低限の費用ギリギリ(100万円とか)だけで、渡米して来られた方も
いらっしゃったります。
ですが、アメリカ渡航後は、現地での生活にも慣れていないし、いろいろと生活セットアップでやることも
あるので、それだけでもストレスになりますから、費用面でもサバイバルな生活をしていると、
よりストレスになってしまいます。
よけいなストレスをかけないためにも、すこし余裕のある貯金額を準備しておいた方が良いでしょう。
ビザ申請手続きの際に提出する残高証明書は、いくら必要?
アメリカのJ1ビザ申請手続きをする際に、必要になる書類の一つとして英文の残高証明書があります。
これは、ご自身がどのぐらいを資金を持っているかを証明する書類になります。
そのため、アメリカで生活する十分な資金をもらえるわけではないため、自分の貯金も用意しているので、報酬が少なくても、アメリカでの生活は自分自身でまかなえることを証明するために、残高証明書を提出します。
“では、J1ビザ申請手続きに残高証明書は、いくら必要でしょうか?”
J1ビザの申請に必要な残高金額は、特に法律で定められたり、指定されているわけではありませんので、
いくら必要という条件はありません。
ポイントは、アメリカでの生活費をまかなえるだけの資金があることを証明できればよいということです。
参考までに、今まで手配させていただいたJ1ビザ渡航者の方々は、平均額に200万円ぐらいの残高証明を
提出している方が多いです。
英文残高証明書の注意事項
残高証明書は、銀行などの金融機関に依頼すると英文で発行してくださいます。
銀行によっては手数料がとられる場合もあり、発行するまでに数日から1週間ほどかかる銀行もあるようです。
この残高証明書は、日本円での残高ではなく、アメリカのドルに換算して(ドル建てといいます)、
発行してもらう必要があります。
また、最新の残高を証明する必要があるので、発行日から3ヶ月以内のものが有効とされており、
3ヶ月以上を経過してしまった場合には、再発行していただく必要になります。
そして、残高証明書は、ビザスポンサー団体へのDS2019申請と米国大使館でのJ1ビザ面接の際に提出が
必要になります。
ビザスポンサー団体へのDS2019申請時は、データスキャンで対応できるので、その時に残高証明書を取得して
いただければ、大使館面接の際には、その原本を利用することができます。
ただ、DS2019申請に時間がかかってしまって、発行日から3ヶ月以上経過してしまうこともありますので、
その場合には、大使館面接の際には、残高証明書を再発行していただくことになります。
まとめ
以上、アメリカにインターンシップ・トレーニングのJ1ビザで渡航する際に、いくら貯金した方が良いか、残高証明書はいくら必要か?ということについて、ご案内いたしました。
貯金金額や残高証明書は、150万円から200万円ぐらい準備をしていただくことが理想的ですので、
この金額を目安にアメリカJ1ビザ資金の準備を進めていただくとよいと思います。