J1ビザの申請条件:大学の専攻と職歴の関連性がない経歴の場合

本日のブログでは、以下のことがわかります!
・大学の専攻と職歴の関連性がない経歴の場合、J1ビザ申請ができるのか?(J1ビザ・トレーニー)
・トレーニーのJ1ビザ申請に求められる職歴年数の条件 

アメリカでのインターンシップ、トレーニングのJ1ビザを検索していると、サイトによってJ1ビザ申請条件が
異なって説明されていることがあります。
その中の一つに、大学の専攻と職歴が関連していない経歴の場合のJ1ビザ申請条件についてがあります。

日本の方は、大学の専攻と職歴の分野が合致していない場合が多いので、このような経歴のお客様は、比較的、
多くいらっしゃいます。

大学では英文科専攻だったけど、職歴はIT企業のエンジニアやっていたりとか、、、

ということで、本日は、大学の専攻と職歴が関連していない経歴の場合のJ1ビザ申請について、解説していきます。

 

国務省が定めるJ1ビザTraineeの申請条件の定義

はじめに、J1ビザを管轄している国務省は、どのようにTraineeの申請条件を定義しているでしょうか?

以下、国務省が英語で表現している申請条件です。

A trainee must be a foreign national who:

・Has a degree or professional certificate from a foreign post-secondary academic institution and
at least one year of prior related work experience in his or her occupational field outside the United States
or
・Has five years of work experience outside the United States in the occupational field in which they are seeking training

英文をみてお分かりになるかもしれませんが、日本語で訳すと、

外国の高等教育機関からの学位または専門資格を持ち、ご自身の職業分野における米国外での少なくとも
1年の関連する実務経験があること

または、

トレーニングが必要な職業分野における米国外での5年の実務経験があること

という定義になります。

 

<b>ビザスポンサー団体の異なる申請条件の規定</b>

国務省では、専攻と職歴の関連性について、明確な定義付けがされていませんので、この申請条件の定義を
どのように解釈するかは、J1ビザスポンサー団体によって異なります。

ビザスポンサー団体は、この定義をもとに、自分たちはどのような経歴の方をスポンサーするのか・したいか?
を考慮し、独自の申請条件を定めています。

そのため、スポンサー団体により、大学での専攻と職歴が関連しない経歴”の申請条件が、以下のいづれかに
分かれることになります。

1年以上の職業分野(インターンシップ分野)に関連した職歴が必要
5年の職業分野(インターンシップ分野)に関連した職歴が必要

 

エージェントによりJ1ビザ査定が異なる理由
あるエージェントさんでは、提携しているスポンサー団体の規定により、大学の専攻と職歴が関連していないため、5年の関連した職歴年数に満たないので、お断りされててしまう場合があります。

一方で、大学卒業後、1年以上職歴があるので、その職歴分野でのJ1ビザ申請が可能ですと、判断される場合もあります。

J1ビザ申請に利用・提携しているスポンサー団体は、エージェントさんにより異なりますので、これがエージェントさんによって、J1ビザ申請査定の判断が異なってしまう理由です。

 

弊社は、複数のビザスポンサー団体と提携しており、お客様のご経歴によって、申請するスポンサー団体を
選定しています。

大学の専攻と職歴が関連している経歴の方・していない経歴の方でも、高卒の方でも、どのような経歴の方でも、
幅広くJ1ビザ申請サポートができるような体制を整えています。

 

<b>大学の専攻と職歴が関連していないケース例</b>

過去にJ1ビザを取得された方では、以下のようなご経歴の方を、申請したケース例がございます。

ケース①4年制大学教育学部半導体関連の営業職2

ケース②4年制大学英文学部食品会社の貿易事務職3

ケース③ 大学院修士生物学部→IT企業の営業職1.5

 

まとめ

このブログでは、大学の専攻と職歴が関連していない経歴でJ1ビザ申請ができるのか?ということについて、
解説をいたしました。

ビザスポンサー団体によって、申請条件が異なり、独自の規定を定めていますので、エージェントさんが
どのスポンサー団体を利用するかによって、J1ビザ査定の判断が異なってきます。

あるエージェントさんで、J1ビザ申請はできないとお断りされても、諦めずに別のエージェントさんにも
J1ビザ査定をしていただくようにしましょう!
あなたのご経歴でも、J1ビザ申請できる可能性があるかもしれませんよ!

弊社では、J1ビザの無料査定を受け付けています。
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分、お時間があれば入力完了できますので、お気軽にご利用ください!

 

アメリカインターンシップ・アメリカJ1ビザ専門サイト

 

J-1ビザに関するお問い合わせ・ご相談、無料査定のご依頼は、お気軽にInfinity WIZまでご連絡ください。