- Post published:September 16, 2020
- Post category:J1ビザメリット・デメリット / J1ビザ関連
先日のブログでは、アメリカで働く方法としてJ1ビザが良い理由について書きましたが、良い面ばかりではなく、デメリットを知ることも検討する上でとても重要だと思います。
当然、アメリカJ1ビザにもデメリットはありますので、今日はそのJ1ビザのデメリットについて書きたいと思います。
【ご注意】
本ブログで取り上げているJ1ビザは、トレーニング・インターンシップのカテゴリーのJ1ビザであり、そのJ1ビザカテゴリーが、私の専門範囲になります。
交換留学やオペアなどそれ以外のJ1ビザカテゴリーは、本日のブログ内容には該当しませんので、ご注意ください。
私は、17年間アメリカのJ1ビザに携わっているので、J1ビザについても知識、経験が蓄積されていますが、仕事柄、アメリカのその他のビザについても詳しく理解していますので、私の知識と経験からJ1ビザのデメリットを解説していきます。
J1ビザの最大のデメリットは、ビザを延長することはできないという点です。
例えば、学生ビザのF-1ビザの場合、学校に通学している限りは、学生ビザを保持することができます。
また就労ビザの場合、更新をすることができます(更新制限数あり)ので、J1ビザのように12ヶ月、または18ヶ月限定のビザ期間ということではありません。
出来るだけアメリカに長くいたいという方は、学生ビザで渡航された方がビザの延長ができ、他の就労ビザに切り替えることもできるフレキシブルさがありますので、その方の目的やご経歴、アメリカ渡航歴など状況により、学生ビザの方が良い場合もあります。
上記のようにJ1ビザの期間が限定されてしまいますので、J1ビザインターン生に設定される給与額は低めではあります。平均的に、月$1800〜$2500ぐらいがJ1インターン生の給与相場になります。
ただ、給与額は企業により異なりますので、高めに設定している企業や昇給してくれる企業はももちろんあります。
J1ビザは、企業で働く、インターンシップをするためのビザですので、企業が多いエリアに渡航される方が多くなります。必然的に企業が多い都市の方が企業を探しやすいので、企業が多い都市に渡航が限定されてきます。
特に日本人の方の場合、日系企業の方が日本人インターン人材の受け入れを検討してくれますので、日系企業が多い都市の方が企業を見つけやすく、そのエリアに渡航される方も多くなります。
これはデメリットではないかもしれませんが、J1ビザエージェントを利用して申請手続きをする場合、やはり手続き費用がそれなりにかかりますので、事前に貯金などの資金準備は必要になります。
ただ、申請手続き費用の中には、J1ビザ期間中に海外健康傷害保険代金が含まれています。
例えば、日本の海外旅行保険に12ヶ月間加入すると、20万円ぐらいはかかりますので、アメリカでの健康傷害保険代金として20万円ぐらいが含まれていると考えるとアメリカでの健康傷害保険代金が含まれていると考えると、それほど申請費用が高いと感じられないかもしれません。
先日のブログでワーホリとJ1ビザの比較を掲載しましたが、ワーホリビザ申請と比較すると、アメリカJ1ビザの手続きには、費用が結構かかります。
アメリカのビザ申請の方が、煩雑ですし、ワーホリのようにすぐに簡単に取得することはできませんので、ワーホリよりも費用がかかってしまいます。
逆にJ1ビザは、申請条件を満たせる選ばれた人だけが、J1ビザを取得できるということになりますので、選ばれし人という特別感がありますね。
ただ、留学の場合には学校の授業料がかかりますので、留学にかかる費用と比較するとJ1ビザの申請手続き費用は、安くなります。
今日のブログでは、J1ビザのデメリットを解説しましたが、J1ビザのメリット、デメリットを理解して、アメリカに行く方法としてJ1ビザがご自身にとって良いのか?、検討してみてくださいね。
弊社では、アメリカで働いてみたい、インターンシップしたいという方に初回無料でコンサルテーションを行っています。
また、J1ビザの無料事前査定も受け付けていますので、ご自身の経歴を査定して、J1ビザが取得できるかどうか、確認したい方はお気軽にお問い合わせください。