8月8日にトランプ大統領は、以下4点のコロナ特別政策に対する大統領布告令に署名をしました。
1、年内まで失業保険受給者に対するパンデミックボーナス追加支給
(通常の失業保険金額に上乗せして、パンデミックボーナスが追加支給される)
2、給与税や税金の支払い遅延許可
3、賃料や住宅ローン返済に対する支援
4、学生ローンの返済遅延許可と全ての利息免除
カリフォルニア州の場合、3月から7月末まで失業保険受給者は、週$600のパンデミックボーナスが支給されていました。
このボーナスにより月$2400が、失業保険以外にプラスで支給されていたので、今までのお給料以上の金額を失業保険で受給できてしまって、失業保険を受給している方がまじめに働くよりもお金がもらえてしまっていました。
そのため、多くのアメリカ人が復職、転職活動をしなくなっている状態がカリフォルニア州では問題にもなっていました。
今回、年内までパンデミックボーナスの追加支給が発表されましたが、ボーナス額が週$200減少するため、きちんと働いた方がよりお金を得られる方々が多くなるので、復職、転職活動をし始めるのではないかと思います。
それ以外の税金や賃料や各種ローンの支払い遅延を許可する対策をみると、コロナ禍により多くのアメリカ人が経済的に苦しい状態にあることがわかります。
このような苦しい状態を乗り越えるためにも、政府支援があることはアメリカ在住民としては本当にありがたいですね。