アメリカのワクチン接種率(必要回数接種完了者)は、2021年5月8日までの時点で、約33%
バイデン大統領は、アメリカ人のワクチン接種率を7月4日の独立記念日までに70%にすることをゴールとして掲げています。
【主な州のワクチン接種率】
カリフォルニア州 34.3%
ニューヨーク州 38.8%
ハワイ州 40.4%
ちなみに、日本のワクチン接種率は、現在0.92%と世界的にみてもかなり出遅れている、
後進国の数字になってしまっています、、、
現在、アメリカのFDAから認可を受けたワクチンが3種類なので、アメリカでは3種類のワクチン接種が可能です。
接種場所によりワクチンの種類が異なりますので、ワクチン接種を予約する際に希望のワクチン接種が
できる場所を選ぶことができます。
・Moderna(モデルナ)
2回接種が必要。1回目の接種より28日後に2回目を接種。
・Pfizer(ファイザー)
2回接種が必要。1回目の接種より21日後に2回目を接種。
・Johnson&Johnson(ジョンソン&ジョンソン)
1回接種のみ。
アメリカで一番接種者が多いワクチンは、Phizerで、その次にModernaとなっています。
Johnson&Johnsonは、先日も日本でニュースになっていましたが、副反応が多く出たことにより、
一旦、使用を停止されていましたが、安全性が確認できたということで、また接種が再開しています。
ただ、やはり心配でJ&Jの接種を避ける人が多いので、接種率が低くなっています。
また、今後、早い段階で4つ目のワクチンとして、ヨーロッパなどで接種されている
AstraZeneca(アストラゼネカ)が、アメリカでも許可される予定と言われています。
アメリカでは、保険あるなしに関係なく、誰でも“無料で”ワクチン接種できます!
そして、地域によって、ドライブスルーでコロナワクチン接種ができてしまいます、すごいですよね。
ついで、PCR検査もアメリカは無料です!
州により規定が異なりますが、基本的な定義として、その州の居住者は、滞在ステータスに関係なく、
留学生でもJ1インターン生でも、誰でもワクチン接種が可能です。
その州の居住者のみ対象という条件を設けている州は、ワクチン接種する際に州の居住証明
(運転免許書、IDカード、住所を証明する郵便物など)を提示する必要があります。
しかし、私が住むカリフォルニア州は、州の居住者でもあってもなくても、誰でも無料でワクチン接種が可能です!
カリフォルニア州は太っ腹ですね~。
アメリカでワクチン接種する際は、どの州でもワクチン予約サイトがしっかりと構築されているので、
サイトから予約をして、ワクチンを接種します。
カリフォルニア州はMy Turnというワクチン予約サイトがあります。
https://myturn.ca.gov/
最近は、ワクチンの供給が増え、また接種完了者も増えてきており、接種者も殺到しなくなってきているため、
ワクチンがあまってしまうところが出てきているようです。
そのため、ワクチンをその日に使い切るために、予約なしでワクチン接種を受け付けてくれる
接種場所もあるようです。
日本は、オンラインによる予約サイトも構築されていないようで、かなりアナログな方法で
ワクチン接種の普及をしているようですが、そのスピード感で一般市民にワクチン接種が行き着くまで、
どのぐらい時間がかかってしまうのだろうか?というのが、気になります。
日本のIT後進国化が進んでいる気がしてなりませんが、、、
ということで、今日は、現在のアメリカのコロナワクチン事情、そして、J1ビザの方のワクチン接種について、
お話しをさせていただきました。
アメリカに渡航した方が、日本よりも早くワクチンが接種できる〜ということで、ワクチン接種を優先して、
今年中にJ1ビザで渡航しようと計画している方もいらっしゃいます。
確かに日本で待っているよりも、はるかにアメリカの方が早くワクチン接種できてしまうので、
J1ビザの方にとっては、アメリカに来る大きなメリットになるのではないかと思います。
アメリカはワクチンの普及により多くの州でビジネスが再開しており、早い段階でコロナ禍からの
ビジネス回復が見込まれます。
日本よりもかなり早く経済回復が期待できますので、アメリカでのJ1ビザインターンシップを
検討されている方は、ぜひ、本格的に渡航の計画をしていただくと良いと思います。