バイデン政権下での移民政策とアメリカビザ傾向

アメリカは、新バイデン政権に代わり、今後、大幅な政策が行われることになりますが、バイデン氏が掲げている移民政策はどのようなことなのか、また今後の外国人に対するビザの傾向は、どのように変化してくるのか?、今後、J1ビザでアメリカへの渡航を検討している方やアメリカで働きたいと思っている方にとっては、大変気になる点だと思います。

このブログでは、アメリカバイデン政権下の移民政策や今後のビザ傾向に関して、まとめてみました。

記載している情報や文章には、私の個人的主観も含まれていますので、あくまでも個人的な見解として、ご参考にしていただければと思います。

まず、最初にお伝えしておきたいこととして、

“バイデン氏や多数の民主党員は、移民者の増加を求めている”

という立場にあるということです。

また、アメリカの経済成長には、移民者や外国人のスキルや能力は欠かせないという見解も持っています。

合わせて、副大統領のカマラハリスさんは、ご自身がインディアンアメリカンという背景もあるため、移民者や外国人のビザシステムに対しては特に意識や熱量を高く持っています。

今後のバイデン氏の移民政策には、ハリス氏によるサポートも大きく影響してくることが予想されます。

また私のポッドキャスト”アメリカでJ1ビザで働こう!”チャンネルでも、今後のバイデン政権下での移民政策について、お話をしていますので、ご参考に聴いていただければと思います。

エピソード:
“今後のバイデン政権下での移民政策とは?”

データ:アメリカの移民者の割合は意外と低い!?

ちなみに、アメリカは世界各国から多くの外国人や移民者が在住していると思っている方やイメージを持っている方が多いと思います。

実際に移民者の割合を数字で見てみると、意外にアメリカの移民者が少ないことがわかります。

【移民者の割合データ】
カナダ
21
ニュージーランド26
オーストラリア、スイス30%
アメリカ11%(不法移民者を含めると14%)

オーストラリアやスイスは、全国民の3分の1が移民者の外国人であることを考えると、アメリカの移民者の割合は約1割なので、意外と少なくてちょっと驚きですね。

バイデン氏の移民政策関連の提案書

では、バイデン政権は、どのような移民政策を掲げているでしょうか?

バイデン氏は、就任後すぐに移民政策に関する提案書を議会へ提出していますが、その中でも主に外国人やビザに関する項目をピックアップしてみました。

·移民局の就労ビザステータスシステムの改正(経済成長のため)
改正案には、以下のようなことが含まれています。

・審査プロセス時間の短縮、申請ケースごとの追加書類リクエスト/RFERequests for Evidence)の改善
・STEM専攻学生の優先的な永住権申請
・H-1bビザ帯同者の就労許可、外国人労働者や高度専門スキル保持者への高所得を優遇などの政策案が含まれる

特に移民局の就労ビザステータスシステムの改正案は、今回の提案書の中でも主軸であり、すぐに変更するべきことの一つなので、全てのRFEや却下ケースに対して適切な根拠がある、矛盾のない適切な判断だったのかを確認することでもあります。

·永住権抽選プログラム(DVプログラム)を55000枠から80000枠に増大

当選枠が増大することによって、当選する確率も高まりますので、毎年応募している方もチャンスがあるかもしれませんね!!

·移民局の就労許可プロセス改善
(例)OPTのEADカード申請のプロセス時間短縮(90日以内に完了)、明確な申請日やプロセス進捗状況をオンラインで確認できるようなシステム構築

OPT生を採用したくてもイミグレからのEADカードが近年、大幅に遅れているため、企業が採用できない=留学生の就職の機会を奪っている、企業の若手採用リスクが発生(不法就労のリスク)するのが現状。

今後のアメリカビザ傾向

今後のバイデン政権下での外国人に対するビザ申請には、どのように影響してくるのか、アメリカJ1ビザはどのような傾向になるでしょうか?

上記でもお伝えしたように、バイデン氏や多くの民主党員は、移民者の増加を求めている立場にあります。ということは、海外からの外国人の流入に対しても、とても前向きな姿勢を持っています。

また、トランプ前大統領のBuy American, Hire AmericanBAHA)を撤回し、
 Future is Made in All of America by All of America’s Workers”という政策を掲げました。

アメリカ人労働者を守ることを目的とした前トランプ大統領のBAHA政策によって、実際に、アメリカ就労ビザのH-1b、L-1ビザの移民局での審査が非常に厳しくなり、ビザ却下率もかなり上昇していました。

緩和的な移民政策プランが検討されているバイデン政権下では、就労ビザステータスシステムの改正などにより、今後、外国人のビザ申請審査もゆるまってくることが期待できます。
特にアメリカ経済成長のために、より多くの就労ビザを発給しようという動きもあるようです。

今までのトランプ政権下では、かなり厳しい移民政策が取られていたので、そのギャップもあり、バイデン氏に代わり、かなりゆるくなっていくと感じるかもしれません。

バイデン氏は、歴代大統領史上でも、もっとも移民政策に寛大な大統領の一人とも言われています。
外国人に対する移民政策は、どんどん厳しくなる傾向にあり、一度、規制を厳しくすると、その後、ゆるくなることは少ないのですが、バイデン政権下では、非常に稀なパターンが起こるかもしれません。

J1ビザでのインターンシップを考えている方、J1ビザの申請を計画している方、J1ビザ以外のアメリカのビザ申請を検討している方は、バイデン政権下のうちにビザ申請を進めていただくことが良いかもしれません!

また、過去にビザ却下歴があるという方も、移民政策が緩和されることで、アメリカのビザ申請に再チャレンジすることで取得できる可能性があるかもしれません。

バイデン政権の移民政策のプランや今後のビザ申請の傾向について、お伝えしてきましたが、バイデン氏の移民政策は、アメリカの移民者や外国人にとって、今まで以上の期待や希望が持てるような政策になっていると思います。

ですが、移民政策を寛大化することは、いろんな人が流入してくることになり、アメリカ国内での事件やテロなどの危険が増える可能性も高まります。

簡単に外国人を流入させて良いのか、ある程度、外国人への規制や制限は厳しくするべきという意見もありますので、今後はそのような意見との対立になってくると思います。

今後、この移民政策の提案書が議会で承認されるのか、そして外国人へのビザ申請にどのような影響が出てくるか注目していきたいと思います。
更新情報は、随時、ブログやYoutube、Podcastを、是非、チェックしてみてくださいね!。

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