先日のブログでは、”日本人向けのJ1ビザインターンシップ求人案件の傾向”について、
解説させていただきました。
その続編ということで、本日は、アメリカJ1ビザ求人案件を検討する際に、ちょっと意識してみると
よいこと、
考えてみるとよいことなどの、Tip（ポイント）について、お話ししたいと思います。
【アメリカJ1ビザ求人案件の3つのTip】
①案件に対する優先順位を決める
転職活動の求人と違って、アメリカでのJ1ビザ求人案件はたくさん募集があって、多くの選択肢の中から
いろいろと選べる環境ではありませんので、多くの希望があると該当する案件がまったくない！と
いう状況になってしまいます。
そのため、ご自身の希望に優先順位をつけていただいた上で、求人案件を選定していただくことを
おすすめしています。
どのようにご自身の希望と実際の求人案件との間で折り合いをつけられるか？、という点が
企業を選ぶときのTipになってくると思います。
ご自身の希望を、100％叶えるJ1ビザ求人案件を探そうと思うと、いつまでも該当する案件が
見つからないという状況になってしまうかもしれません。
②地方都市での生活セットアップ
先日のブログで記載しました日本人向け求人傾向の1、“日系企業が多く点在するエリア”、
一般的に企業が多く点在するのは大都市エリアになるので、必然的に日系企業もそのエリアが
多くなるとお伝えしましたが、求人傾向の2として、”地方都市のJ1ビザ求人案件”についてもお話しをしました。
（先日のブログはこちらクリック↓）
“アメリカJ1ビザ求人案件の傾向を解説”
地方都市を検討するTipとして、渡米後の現地生活セットアップが大都市と比較すると、
ちょっと大変になるだろうということは、事前に予測しておいた方がよいでしょう。
ロサンゼルスやニューヨークなどの大都市には、現地在住の日本人もたくさんいますので、
必然的に日本人向け、日本語でのサービスが充実しています。
カーディーラーや保険会社、不動産会社など現地生活に必要なビジネスやサービスを提供している
日系企業がありますので、日本人の方には日本語で利用することができて便利ですし、
安心な環境が整っています。
日系企業の場合、受け入れ企業の方が生活セットアップのヘルプをしてくださることも多いのですが、
それでも日本語でのビジネスやサービスが大都市のように充実していません。
生活セットアップのために、英語での対応や交渉が必要な場面がありますので、精神的にタフでないと
やっていけないことも多くなるかもしれません。
③現地企業のインターン人材を採用するメリット
そして、3番目のTipとして、現地企業がJ1ビザのインターン人材を採用するメリットを考えてみていただくとよいと思います。
日本人の方の場合、日系企業の求人案件が多いということは、日系企業での日本人インターン人材の
需要が高いということになります。
では、需要が高い理由はなんだと思いますか？ 理由を考えてみるとJ1ビザの求人案件の傾向も
理解できてくると思います。
一番の理由は、言語のメリットです。
日本語がネイティブに対応できることは、現地企業の最大のメリットで、日本語ができることが
アメリカでは強みになってきます。
企業にとっては、日本語ができる人材が必要であっても、できる人材が少なかったり、見つからないと
いう状況があると、日本人インターン人材の需要が高くなります。
ご自身の希望だけを意識するのではなく、現地企業に需要があることやその強みを活かして求人案件を
選んでいただくと、インターン先企業も見つかりやすくなるのではないかなと思います。
今日は、アメリカJ1ビザ求人案件を検討する際のTipについて、お話しさせていただきました。
これらのTipは、私がいままで企業紹介をしていく中、日本人のJ1ビザ希望者の方に感じていることをTipにまとめてみました。
一概にそうでない場合も、あると思いますが、Tipをしておいていただくことで、よりスムーズに
大きなギャップなく、J1ビザのインターン先企業を選んでいただけるのではないかなーと
思っています。
みなさまの今後のJ1ビザインターン先企業選びの参考にしていただけたら、うれしいです。
