各業界状況と来年度のアメリカJ1ビザ人材需要の傾向

アメリカインターンシップ・アメリカJ1ビザ専門サイト

本日のブログでは、現在のアメリカでのコロナパンデミックの状況(特にロサンゼルス)から、来年度の各業界でのJ1ビザインターンシップ募集傾向について予測してみましたので、ブログでお話しをしたいと思います。

先日、PodcastのアメリカJ1ビザで働こう!チャンネルでもお話しさせていただきましたが、来年2021年度にJ1ビザでアメリカへの渡航、インターンシップを検討している方、また今後アメリカでのインターンシップや働く経験としてJ1ビザを検討されている方のご参考にしていただきたいと思います。

各業界状況と2021年度のJ1ビザ人材募集を予測

IT業界、オンライン関連事業

これらの業界はコロナ禍であっても、ビジネスの影響を受けていない業界で、コロナ禍でも強い業界です。
コロナ禍によりオンラインビジネスの需要の高まりやオンライン事業の急務化により、より人材ニーズが高まっている業界です。
オンラインショップなどのオンラインビジネス経験者やオンライビジネスのノウハウがある方、エンジニアの方などは、コロナ禍でJ1ビザインターンシップ求人の需要は高まっています。

物流、貿易業界

物流業界は、コロナ禍でも物の流れは止まりませんので、大きな影響を受けずにビジネスができている業界です。逆にグローバルなオンラインビジネスが頻繁になっていることにより、輸出入の動きが活発になってきている傾向もあります。

また貿易業界は、扱っている商品によって厳しい状況が続いている貿易会社さんもありますが、オンラインビジネスのシステムが確立されていらっしゃる会社さんは、コロナ禍でも好調にビジネスを運営されています。
扱っている商品により、会社は限定されてしまいますが、オンラインショップを運営している会社などは来年度も業績が拡大し、インターンシップ人材の需要が高まってくる傾向になると思います。

食品関連業界

食品会社もコロナ禍の影響を受けずにビジネスが出来ている業界の一つです。
コロナ禍でも食品は誰もが購入されますので、継続的にインターンシップ人材のニーズが高い業界です。
お酒関連を扱っている会社の場合、流通経路により、飲食店の営業が制限されていることで酒類の売り上げにも影響は出てしまっている会社さんも出ているのが現状です。

しかし、全体的に食品関連会社は、コロナ禍でも順調にビジネスを継続出来ていますので、インターンシップ求人募集が多い業界になります。

会計事務所

会計事務所は、アメリカでもエッセンシャルビジネス(必須ビジネス)に該当しますので、コロナ禍でも継続して通常営業されている業界です。
また、コロナ禍でさまざまな政府支援金や給付金、税金規定、特別措置などの対応が行われていますので、それに合わせて会計事務所も対応に追われている状況でもあります。

会計事務所でのインターンシップ人材ニーズは、来年度も継続して需要が高いと思いますが、会計事務所でも経験者を求める事務所もありますので、経験者またはCPAの勉強をされている方などが優遇される傾向にはあります。

不動産関連業界

不動産業界の場合、商業不動産と一般住宅不動産の取り扱いにより、コロナ禍の影響が異なってきます。

商業不動産の場合、リモートワークの一般化により、企業の賃貸オフィスの必要性が低くなってきているため、賃貸オフィスを扱っている商業不動産会社は厳しい状況になっています。
ただ、工場や倉庫などの商業不動産を扱っている場合、コロナ禍により国外生産から国内生産にシフトしている会社も出てきているため、工場や倉庫物件の必要性により商業不動産のニーズも出てきています。

また、一般住宅不動産に関しては、コロナ禍の影響はあまり受けておらず、アメリカ国内の不動産売買は今までどおりマーケットは活発な状況です。
合わせてコロナ禍でおうち時間が増えている方々も多くなっているので、ご自宅のリモデリングのニーズが高まっています。

旅行、ホテルなどホスピタリティ業界

コロナ禍で一番、影響を受けている業界です。
アメリカでは、国内旅行も必要最低限にとどめている状況でもあるので、出張などの仕事でない限り、旅行にいかなくなっている状況です。

そのため、旅行やホテルも運営が厳しい状況のため、今後の回復の見通しもしばらくは見えない状況が続くと思います。

飲食業界

アメリカの州により、コロナ禍による飲食の規制は異なりますが、多くの飲食店はお持ち帰りやデリバリーのスタイルで営業をしています。
ただ、今までのように売り上げを作れない店舗もたくさんありますので、引き続き、厳しい状態が続いている飲食店もあると思います。

しかし、コロナ禍でも工夫をこらして営業をされている飲食店もたくさんあるので、インターンシップ人材が必要な店舗もあります。
また、観光客向けにビジネスをされている飲食店の場合、観光客が戻ってくるまでに、まだ時間がかかリそうですので、ハワイなどの観光地は、営業が回復するまでにはもう少し時間がかかることが予測されます。

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以上、いくつかの業界に分けて、コロナ禍の影響や来年度のインターンシップ人材ニーズの可能性について、予測をしてみました。

現在、J1ビザが一部で再開している状況ですので、来年度に渡航を検討している方へのインターンシップ企業紹介の再開し、新規募集ポジションを弊社ウエブサイトのトップページにて、随時、ご案内しています。

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新規募集ポジションは、ウエブサイトにアップしていきますので、定期的にご確認いただきますよう、よろしくお願いいたします!

また、私のPodcast音声チャンネルでも“各業界のJ1ビザインターン募集の現在の状況とコロナ禍での来年度の傾向”について、お話ししていますので、よかったら聴いてみて下さい。